2010.09.03 (Fri)
またまたお邪魔しました鉢の子窯
2010.03.31 (Wed)
1から10まで手作り!太田屋菓子店
旧長沼町(現須賀川市長沼地区)の「太田屋菓子店」さんをご紹介します。
ごまかしのない、真面目なお菓子作りを続けて約55年。目の届く範囲に商品を置くというモットーから、他所では販売していませんが、しっかりと顧客が付いていて、午前中に売り切れてしまうお菓子もあります。
今回は趣向を変えて、インタビュー形式でお伝えします。お話を伺ったのは、3代目候補の繁克(しげかつ)さんです。

-太田屋さんは包装が綺麗ですね
「包装も私がしています。1から10まで自分でやらないと気が済まない性分なのです。効率を考えると、お菓子は自分で作って、包装はパートさんに任せるというのが理想なのですが、私は包装が一番大事だと思っています」
-と、おっしゃいますと?
「商品の包装というものは、お店の顔なのです。それを雑にしてしまうと、いかに中身が美味しかったとしても、お客様が商品を手に取るまで至らないということが起きるんです」
-なるほど…。最近、そこまでこだわっているお店は、あまりないような気がしますね
「パートさんを使うのが悪いという訳ではありませんが…。正直申しますと、私も修行時代は、なかなかお客様の立場になって考えることが出来ませんでした。修行先から戻って来て、自分で『店の人間』としてお菓子作りを始めてみて、初めて…」
-実感を伴う…
「そうですね。誰でも出来る包装というものが、実は中身と同じくらいに大切ですね。中身以上に神経を使った方が良い部分だと思います。まあ、改めて言う程のことでもないのかもしれませんが」
-いえいえ、勉強になります
「雑というか、なあなあにやってしまっては、駄目ですね。包装は、店としてきちんとお菓子作りをしているということを、お客様にアピールする格好の場でもあるんです」
-その心意気は、私にも伝わりました。やっぱり丁寧に包装してあると、食べる側としても気持ちが良いですし、じっくり味わおうと思いますから。
清潔な店内。陳列の仕方も丁寧です
-ところで、太田屋さんは1つ1つの商品に、敢えて原材料の表示もしていらっしゃるんですね。確か、法律上はバラ売りの場合は原材料の表示はしなくても良いんですよね?
「法律上は、そうですね。ただ、表示しなくてはいけない風潮になってきていますね。私もインチキやごまかしが嫌いなので、そういう所もきちんとやっていこうと。また、きちんとしていれば、それを言葉にしてアピールしなくても、私達の姿勢はお客様に伝わるんですよね」
-なるほど。そうして真面目にお菓子を作っていく事で、顧客が付くということですね
「はい。例えばシュークリームを100円で出しているんですが、最近リピーターの方が増えてきました。中には『安いから!』と言って買って行かれるお客様もいらっしゃったんですが、その方がある時、『これ100円の味じゃないよね』とおっしゃったんです。それで、ああ、なるほどな…と」
-わかってくれたんだな、と
「そうなんです。値段設定を安くする分、中身を妥協して作るということはありませんので」
-嘘をつかずにやってきたことで、わかってもらえたということですね
「ええ、驚きの出来事でした。真っ当な仕事をしていれば、お客様は付いて下さるのだと思います」
-なるほど。やはり、和菓子の命であるあんこも自家製なんですか?
「ええ、あんこは全て2代目(※筆者注:繁克さんのお父さん)が作っています。ちなみに、小豆は初代の頃からずっと矢吹町の特定の農家さんから仕入れています。農薬を殆ど使わずに育てているものです」
-流石ですね。だから原材料表示も自信を持って出来るわけですね。
「はい。『これ、誰が作ったの?』という様な原料は使わない方針です。そういう意味では、うちはどなたに工場見学をして頂いても構いません。カタカナが並んだ怪しげな薬品も使っていませんので」
と、太田屋さんのお菓子作りに対する真面目な姿勢が伝わったでしょうか。
勿論、真面目なだけではなく、お味もよろしいのです。郡山は元より、会津や石川郡から足を運ぶお客さんもいるのですから。
私が特におすすめするお菓子は最中です。2代目入魂のあんこが、口福をもたらします(ちなみに、あんこを自作する和菓子屋さんは全体の1割程度)。また、これからの季節は花見団子もおすすめ。みたらしもあんこも絶品で、「花より団子」になること請け合いです。是非お試しあれ!
白あんも黒あんもおいしい最中
◆太田屋菓子店
須賀川市木之崎字蓑輪6-102(地図)
9持〜19時営業 不定休
0248-68-2619
ごまかしのない、真面目なお菓子作りを続けて約55年。目の届く範囲に商品を置くというモットーから、他所では販売していませんが、しっかりと顧客が付いていて、午前中に売り切れてしまうお菓子もあります。
今回は趣向を変えて、インタビュー形式でお伝えします。お話を伺ったのは、3代目候補の繁克(しげかつ)さんです。

-太田屋さんは包装が綺麗ですね
「包装も私がしています。1から10まで自分でやらないと気が済まない性分なのです。効率を考えると、お菓子は自分で作って、包装はパートさんに任せるというのが理想なのですが、私は包装が一番大事だと思っています」
-と、おっしゃいますと?
「商品の包装というものは、お店の顔なのです。それを雑にしてしまうと、いかに中身が美味しかったとしても、お客様が商品を手に取るまで至らないということが起きるんです」
-なるほど…。最近、そこまでこだわっているお店は、あまりないような気がしますね
「パートさんを使うのが悪いという訳ではありませんが…。正直申しますと、私も修行時代は、なかなかお客様の立場になって考えることが出来ませんでした。修行先から戻って来て、自分で『店の人間』としてお菓子作りを始めてみて、初めて…」
-実感を伴う…
「そうですね。誰でも出来る包装というものが、実は中身と同じくらいに大切ですね。中身以上に神経を使った方が良い部分だと思います。まあ、改めて言う程のことでもないのかもしれませんが」
-いえいえ、勉強になります
「雑というか、なあなあにやってしまっては、駄目ですね。包装は、店としてきちんとお菓子作りをしているということを、お客様にアピールする格好の場でもあるんです」
-その心意気は、私にも伝わりました。やっぱり丁寧に包装してあると、食べる側としても気持ちが良いですし、じっくり味わおうと思いますから。
清潔な店内。陳列の仕方も丁寧です-ところで、太田屋さんは1つ1つの商品に、敢えて原材料の表示もしていらっしゃるんですね。確か、法律上はバラ売りの場合は原材料の表示はしなくても良いんですよね?
「法律上は、そうですね。ただ、表示しなくてはいけない風潮になってきていますね。私もインチキやごまかしが嫌いなので、そういう所もきちんとやっていこうと。また、きちんとしていれば、それを言葉にしてアピールしなくても、私達の姿勢はお客様に伝わるんですよね」
-なるほど。そうして真面目にお菓子を作っていく事で、顧客が付くということですね
「はい。例えばシュークリームを100円で出しているんですが、最近リピーターの方が増えてきました。中には『安いから!』と言って買って行かれるお客様もいらっしゃったんですが、その方がある時、『これ100円の味じゃないよね』とおっしゃったんです。それで、ああ、なるほどな…と」
-わかってくれたんだな、と
「そうなんです。値段設定を安くする分、中身を妥協して作るということはありませんので」
-嘘をつかずにやってきたことで、わかってもらえたということですね
「ええ、驚きの出来事でした。真っ当な仕事をしていれば、お客様は付いて下さるのだと思います」
-なるほど。やはり、和菓子の命であるあんこも自家製なんですか?
「ええ、あんこは全て2代目(※筆者注:繁克さんのお父さん)が作っています。ちなみに、小豆は初代の頃からずっと矢吹町の特定の農家さんから仕入れています。農薬を殆ど使わずに育てているものです」
-流石ですね。だから原材料表示も自信を持って出来るわけですね。
「はい。『これ、誰が作ったの?』という様な原料は使わない方針です。そういう意味では、うちはどなたに工場見学をして頂いても構いません。カタカナが並んだ怪しげな薬品も使っていませんので」
と、太田屋さんのお菓子作りに対する真面目な姿勢が伝わったでしょうか。
勿論、真面目なだけではなく、お味もよろしいのです。郡山は元より、会津や石川郡から足を運ぶお客さんもいるのですから。
私が特におすすめするお菓子は最中です。2代目入魂のあんこが、口福をもたらします(ちなみに、あんこを自作する和菓子屋さんは全体の1割程度)。また、これからの季節は花見団子もおすすめ。みたらしもあんこも絶品で、「花より団子」になること請け合いです。是非お試しあれ!
白あんも黒あんもおいしい最中◆太田屋菓子店
須賀川市木之崎字蓑輪6-102(地図)
9持〜19時営業 不定休
0248-68-2619
2010.03.31 (Wed)
木工房ウットモーニング
天栄村にある「木工房 ウッドモーニング」の斎藤香さんと、その作品をご紹介します。
斎藤さんは、元々は東京で会社員として働きながら、独学で木工を勉強し、ご自宅で木工品を作っていました。木工品制作を始めたきっかけは、家族から台所用のスパイスラックを注文され、日曜大工で作ったらとても喜んでもらえたことなのだそうです。
しかし、電動工具の音が近所迷惑だったので、田舎に工房を持とうと決意。1997年、天栄村に工房を構えました。
そして、東京に勤めながら、月に1度は天栄の工房で木工品を制作するという2地域居住をしばらく続け、遂に2005年、東京の会社を早期退職し天栄村に完全に移住。それからは木工品制作一本で勝負しています。

斎藤さんの木工品作りの理念として、「安全・安心」と「サプライズな贈り物」ということが挙げられるそうです。
「安全・安心」については、木材は防腐剤等を使っていない物を選び、仕上げも「蜜ロウワックス」という、原料にエゴマ油とハチミツしか使用されていないもので行います。完成した作品は、赤ちゃんが舐めても問題ないそうです。
また、斎藤さんの作品は全てオリジナルで、仕掛け等が凝ったものが多いので、他には売っていない「サプライズな贈り物」として人気なのです。

1つの作品で、抱っこ、おっぱい、おんぶ 3つの温もりを表現。
斎藤さんの優しい作風が伝わってきます。

おままごと用キッチン。蛇口も包丁もコンロも全て木製。
オーブンの部分はオルゴールになっており、回転しながら音が鳴ります。

出産祝いに大好評の名椅子(ないす)。東京時代から作っていたそうです。
工房では木工教室も開催されています。お申し込みは電話にて随時受け付けています。自分の好きな形の木工品を作ってみたいという方は、お気軽にお問い合わせになってみて下さい!
所在地:岩瀬郡天栄村神松本字上樋越(といごし)75
TEL/FAX:0248-82-3660
ウェブ:http://www.h7.dion.ne.jp/~m_kimis/woodmorning.html
※不定休の為、ご訪問の前に必ずお電話下さい
斎藤さんは、元々は東京で会社員として働きながら、独学で木工を勉強し、ご自宅で木工品を作っていました。木工品制作を始めたきっかけは、家族から台所用のスパイスラックを注文され、日曜大工で作ったらとても喜んでもらえたことなのだそうです。
しかし、電動工具の音が近所迷惑だったので、田舎に工房を持とうと決意。1997年、天栄村に工房を構えました。
そして、東京に勤めながら、月に1度は天栄の工房で木工品を制作するという2地域居住をしばらく続け、遂に2005年、東京の会社を早期退職し天栄村に完全に移住。それからは木工品制作一本で勝負しています。

斎藤さんの木工品作りの理念として、「安全・安心」と「サプライズな贈り物」ということが挙げられるそうです。
「安全・安心」については、木材は防腐剤等を使っていない物を選び、仕上げも「蜜ロウワックス」という、原料にエゴマ油とハチミツしか使用されていないもので行います。完成した作品は、赤ちゃんが舐めても問題ないそうです。
また、斎藤さんの作品は全てオリジナルで、仕掛け等が凝ったものが多いので、他には売っていない「サプライズな贈り物」として人気なのです。
1つの作品で、抱っこ、おっぱい、おんぶ 3つの温もりを表現。
斎藤さんの優しい作風が伝わってきます。

おままごと用キッチン。蛇口も包丁もコンロも全て木製。
オーブンの部分はオルゴールになっており、回転しながら音が鳴ります。

出産祝いに大好評の名椅子(ないす)。東京時代から作っていたそうです。
工房では木工教室も開催されています。お申し込みは電話にて随時受け付けています。自分の好きな形の木工品を作ってみたいという方は、お気軽にお問い合わせになってみて下さい!
所在地:岩瀬郡天栄村神松本字上樋越(といごし)75
TEL/FAX:0248-82-3660
ウェブ:http://www.h7.dion.ne.jp/~m_kimis/woodmorning.html
※不定休の為、ご訪問の前に必ずお電話下さい
2010.03.31 (Wed)
米油の石鹸
郡山市の手作り石鹸工房(株)プランデューさんにお邪魔してきました。
(株)プランデューさんの本社は山形県ですが、3年前から、ここ郡山で「プリマリア」というシリーズの米油石鹸を作っています。副社長の岡野さんと専務の松好さんにお話を伺いました。

右が岡野副社長、左が松好専務です
この写真ではわかりませんが、お二人のお肌はとてもツヤツヤなんです。それは何故かと申しますと…
米油は米ぬかから作られていますが、元々米ぬかには、美容に良いビタミンやカルシウム等の栄養分が沢山含まれています。毎日、米油石鹸を使っているお二人ですから、ツヤツヤなのは当然です。
何故米油に注目したのか?
石鹸作りに米油を使う意味は大きく2つありました。1つは石油系でない為分解されやすく、水環境に与える負荷が少なく済むという事。ある旅館では、プリマリアを導入した所、下水管に残る汚泥が大幅に減少したそうです。もう1つは、生産量が減り続ける日本のお米に貢献するという事。「がんばれ、日本のお米!」という想いで作っているそうです。
「プリマリアは天然成分しか配合していません。なのでお肌にとても優しく、頭のてっぺんから爪先まで安心して使えます。子供が誤って食べてしまっても大丈夫なんですよ。お肌の敏感なお子さんに使ってもらえると嬉しいです」
と副社長はおっしゃっていました。
左カロテン石鹸、右がアボカド石鹸
チョコレート石鹸
石鹸の種類はとても豊富で、さるなし(玉川村産)や酒粕(県内の酒蔵の物)等の他、福島市産の無農薬の桃を使った物等、季節商品もあります。地元ならではの商品開発にも取り組んでいらっしゃいます。
2007年の郡山市ユニバーサルデザイン賞優秀賞受賞商品。皆さんも是非使ってみて下さい。
購入は、オンライン通販の他、郡山市の自然食品店「とみや」さん、雑貨店「AKIRA」さん、道の駅「こぶしの里」(玉川産トマト石鹸限定)等で出来ます。
(株)プランデューさんの本社は山形県ですが、3年前から、ここ郡山で「プリマリア」というシリーズの米油石鹸を作っています。副社長の岡野さんと専務の松好さんにお話を伺いました。

右が岡野副社長、左が松好専務です
この写真ではわかりませんが、お二人のお肌はとてもツヤツヤなんです。それは何故かと申しますと…
米油は米ぬかから作られていますが、元々米ぬかには、美容に良いビタミンやカルシウム等の栄養分が沢山含まれています。毎日、米油石鹸を使っているお二人ですから、ツヤツヤなのは当然です。
何故米油に注目したのか?
石鹸作りに米油を使う意味は大きく2つありました。1つは石油系でない為分解されやすく、水環境に与える負荷が少なく済むという事。ある旅館では、プリマリアを導入した所、下水管に残る汚泥が大幅に減少したそうです。もう1つは、生産量が減り続ける日本のお米に貢献するという事。「がんばれ、日本のお米!」という想いで作っているそうです。
「プリマリアは天然成分しか配合していません。なのでお肌にとても優しく、頭のてっぺんから爪先まで安心して使えます。子供が誤って食べてしまっても大丈夫なんですよ。お肌の敏感なお子さんに使ってもらえると嬉しいです」
と副社長はおっしゃっていました。
左カロテン石鹸、右がアボカド石鹸
チョコレート石鹸石鹸の種類はとても豊富で、さるなし(玉川村産)や酒粕(県内の酒蔵の物)等の他、福島市産の無農薬の桃を使った物等、季節商品もあります。地元ならではの商品開発にも取り組んでいらっしゃいます。
2007年の郡山市ユニバーサルデザイン賞優秀賞受賞商品。皆さんも是非使ってみて下さい。
購入は、オンライン通販の他、郡山市の自然食品店「とみや」さん、雑貨店「AKIRA」さん、道の駅「こぶしの里」(玉川産トマト石鹸限定)等で出来ます。
2010.03.24 (Wed)




